シダが…シダが大好きだー!
シダはよいぞ!
恐竜のいた時代から地球を見てきたんだぞ!
葉っぱの形が美しいぞ!涼やかだぞ!
固くてプラっぽい葉っぱも、ふんわり柔らかなのも良いんだぞ!
ということで…シダはボ谷のラブ種属の一つであります。特にまん丸がシダへのラブが強く、気づいたら買ってきたり、町中で自然に生えているのを引っこ抜いてきたりします。
今は大体の種類が集まってきたから落ち着いて…きた??
ドライブ中に群生してるシダを見ると、かわいくてかわいくて、注射してながめたくなるよ!シダの魅力については長くなるから、またおいおい話すよ!
Youtubeを見ているとたまたま見つけたのがここ、宝塚の山奥にある「つりしのぶ園」!
ボ谷でもここのつりしのぶをお迎えしたい!欲求に駆られた二人は早速車で向かったよ!
「シノブ」に関する記事はこちら!
宝塚「つりしのぶ園」に浮遊する小さなラピュタたち!
案内の看板に従って、温室の横を通っていきます。
Youtubeで見て知っているはずなのに…
この空中を浮遊する大量の「つりしのぶ」には圧倒されちゃうね…
まさにここでしか見られない「珍百景」だよね
小さなラピュタがたくさん浮遊しているよ!
…君は見たか…1mの浮遊するしのぶ玉を!?
セッコク(小さな花を咲かせる蘭)と織りなす
日本の伝統風景を!この流木かっこいい!
つりしのぶ園宝塚の伝統工芸 和の風物詩
http://turishinobu.com/
つりしのぶは江戸時代から続く、日本の夏の風物詩!
「つりしのぶ」と「苔玉」の違いは、玉を覆い隠す「日本産シノブ」のふかふかの根っこを楽しむことにあるんじゃないかな?
シノブの特徴は、涼やかな三角形に広がる葉っぱもそうですが、西洋で「ラビットフット」とも呼ばれるくらいフッカフカの毛をした気根だと思います。これがめっちゃかわいい!
「石化シノブ」という種類は「猫の手」と呼ばれるそうで…猫好きは要チェック😍
使用されている「日本産シノブ」は紅葉したり、落葉するんだよ!
儚い美しさがまさに和だね!
江戸時代、深川あたりに住んでいた植木屋さんたちによって、出入りしていたお屋敷に涼感を楽しんでもらおうと考案されたのがつりしのぶの始まりです。軒先に吊るされたつりしのぶの 心和らぐ風情が評判となり、やがて全国に広まっていきました。
日本産しのぶには四季折々の顔があり、亜熱帯産しのぶ(常緑種)は一年を通してその青葉を楽しむことができます。環境にもよりますが簡単な世話だけで10~20年以上鑑賞することができます。縁起の良いものとして、贈り物にも大変喜ばれます。
引用先:つりしのぶ園 http://turishinobu.com/
あとね、小さい鋳物の風鈴がついているんだけど
その奥ゆかしい音色がまた…素敵なんだぁ…
私は風鈴はいらないかなと思ってたけど、音色を実際聴いたら、これがないと!と思うくらい惹かれてしまったよ!
小林一茶も、「つりしのぶ」を見て俳句を詠んでいます
薄べりに つとう忍ぶの しずく哉
水かけて 夜にしたりけり つりしのぶ
ビカクシダの板付とか苔玉みたいにバケツとかに水張って「ドボン」した後水を切るんだけど、その時の様子をうたっているのかな?
しずくをたらす、涼やかなつりしのぶは
夏に見るとついつい見入ってしまったろうね…
日本に生産農園が2軒しかない「つりしのぶ」
江戸時代の風を吹かせてくれる一品です。
関西圏では宝塚の「つりしのぶ園」さん!
55年間作り続けてきたお父さんがいるよ
ぜひ実際に見にいって手に取ってほしいな!
関東圏では江戸川区の「萬園」さんがいるよ!
夫の意志を継いで奥さんが二代目されているという記事を読んで、うるうるしてしまったよ…
2024年(令和6年)6月20日 伝統工芸品「つりしのぶ」の出荷が最盛期https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e004/kuseijoho/kohokocho/press/2024/06/0620-2.html
居酒屋さんの軒下に、落葉した「つりしのぶ」が下げられていたのが、私たちのファーストつりしのぶだったと思います。どこかしらにそっと残っている和の風景です。あなたもどこかで見かけたかも…?
ボ谷家では寝室に吊って涼を楽しんでいます!
夏の旅行先に宝塚「つりしのぶ園」さんはいかがでしょうか!
周りの風景も良くてオススメだよー!
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