気根ってなーんだ?
気根は植物の茎や幹から、突然チョロっと空気中に飛び出る特殊な根っこのことです。アロイド(サトイモ科)が好きな人は魅力の一つに「気根」をあげる人も多いはず。
植物の部位、なんだけど私はアロイドを知るまでは見たことない気がする…気にもとめてなかったから??
少なくとも、スーパーのお野菜とか、園芸店のお花では見かけたことがないよね!
現在、インテリアグリーンとして有名な種類は起立する子が多いので忘れがちだけど、そもそもイモの中まで、つるで伸びていく植物なので、地面を這うように伸びていくのが本当の姿。
つる性といえばアイビーだね!壁にくっついたアイビーを引っこ抜くと、壁に何か白い糸みたいなのが残ったりするよね、あれも気根だよね
すごく力強くへばりついて、はがすのに苦労するよねぇ!
アロイド(サトイモ科)はあの根っこが大きく育つ植物で、あれが太いから盛り上がって、地面から出てきちゃうんだ
鞍馬山の木の根っこみたいにね!
空中に飛び出ることで、自然界だと雨や霧などの空気中の水分や養分を吸うことができます。
特に印象的なのが「モンステラ」のような大きく育つ子がその大きな体を支えるために生やした気根を地面まで伸ばして、足のように支える姿です。
根立ちするような子は年月が必要なんだ。本当は写真を用意したかったんだけど、我が家のモンちゃんはまだベイビーだし…
数年後に載せるよ(ブログがんばって続けないとな)
上はマングローブの写真。気根で一番有名な植物じゃないかな?
水の外に出てる立派な根っこ、あれも気根だよ!
気根はゆっくり育つし、枯れることもある
最初は細くてヒョロ長くて、全然頼りない気根ですが、地面に刺さるとだんだん太く大きく育っていきます…これも興奮ポイントの一つ、えっ!?ちょっと見ない間にヒョロ気根ちゃんがこんなにおっきくなっちゃって!?とひさびさに会った親せきの子の成長くらい感動します。
下はうちのバーキンちゃんの写真だよ!
気根が上手に刺さって太くなれた子がいたり、空中をさまよったまんま枯れちゃった子がいるのがわかるかな?
つる性の子の気根が生きるために空中をさまよう姿も、まさに生命力そのもので神々しいので、ハンギングして、わざと根付かせずに鑑賞することもあります。
シダにも気根を生やす子がいるよ!フサフサかわいい根っこを生やす「シノブ」が有名だよ!つりしのぶにしてカッコカワイイ気根を楽しもう!
気根を増やすと植物も増やせる
気根カッコイイ!増やしたい!どうするの?
どれどれ、ネットによると「高湿度環境」を整えて「きり吹きで定期的に葉や茎に水をあげる」または「植物の周りに水を入れた皿を置く」…か…
暑い…蒸す…鉢皿に水貯めてる子だらけ…ボ谷家じゃないか…
ほとんど我が家が当てはまってるけど、伸びてはくれない、成長もなかなかしてくれない。それくらい気根道を極めるのは大変なのです。
キコンをのばすにはコンキが大事だってね!?
ええかげんにせい!💥
ありがとうございましたー!
気根は、アロイド(サトイモ科)を増やすのにすごく大切です。かわいいかわいい我が家の植物たち、いっぱいクローンを育ててかわいい子に囲まれて生活したいと望んでしまいますよね。
それはサイコパス科学者の考え方だね
かわいい子を増やす喜び!
挿し木で増やす場合は、葉っぱ2枚くらいと気根がある節があればほぼ成功するくらい必須の部位。
プロのアロイダーは茎にラップを巻いて、高温多湿の環境をつくるらしいです。わざと気根を発生させたり、太く成長させることで、挿し枝を作って植えて、増やします。
実はね、道ばたに自生してたバカでかいクワズイモを持ち帰ろうとして失敗したことがあるんだ…葉っぱと茎だけを持ち帰って、水差ししてみたんだけど…根っこは生えなかった…
そうだね…イモ系はイモがないと生えないから、1〜2cmイモのはじっこついてないと成功しないんだよね
もしくは気根が生えた節があるとベストだったんだよね
何にも知らないと、こうして植物を傷つけるだけで終わってしまうんだよなぁ…かわいそうなことしちゃったよ
まとめ
- 気根とは水分や栄養を求めてニョロっと空気中に伸びる貪欲な根っこ
- アロイド(サトイモ科)の根っこは特に太く育ってカッコイイ
- 増やすには高温多湿がポイント
- 気根が増えると挿し枝をつくることができるので、植物を増やすことができる
今度おしゃれショップに行ったらお化けモンステラの写真撮らなきゃ…
はぁはぁしすぎて不審者に思われないようにね
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