フィロデンドロン・バーキン｜植物チャレンジ図鑑 No.30

100均 バーキン どうなのさ！？

みなさんは「フィロデンドロン・バーキン（以下バーキン）」をご存知でしょうか？ご存知の方は、「100均のレア植物」として名前をきいたことがあるのではないでしょうか。
とはいうものの、私の実感では時期を見れば、最低300円であちこちに出回っているという印象です。

正直「100均」で売っている「300円」のバーキンでも、ちょっと質が悪いなぁと感じています。弱り気味の株がおりてきているような…。あとはバーキンの特徴である白い葉が生えなさそうな株とか。

はっきりとは言えませんが、斑入りの葉って生えやすい子とあんまり生えない子がいるらしくてですね、そこらへんではじかれた子が100均で売られているのかもしれません。
とはいえ、植物の未来なんて誰にもわからないもの。

この子だ✨と感じたらお迎えするが吉ですよ！
好きだから買った子なら、成長もトラブルも楽しい思い出になりますから🪴

植物買うなら時期が大事だと教えてくれた

日本ではフィロデンドロンの新しい品種は手に入りやすい？とあちらこちらのお店を観察していて思います。私たちが植物を育て始めた頃に激レアでお高かった品種が、半年後にホームセンターで1000円くらいで売られていた…なんてこともありました。

超有名なあの店や地方の小さい100均まで、いろんなところを回ったものの、バーキンを見かけることはありませんでした。本当にレアなんだなぁ、とお迎えすることをあきらめた時でした。

ホームセンターのすみっこに一鉢だけあった子をみつけて4号鉢で「980円」くらいで購入することができました。

私たちがバーキンを知ったのは、Youtubeで「100均のレア植物」として紹介されているのをみてからでした。

多分、当時（2024年6月ごろ）は「100円でおむかえできたら激レア」ということだったのだと思うのですが、2024年の7月から8月になると当たり前に「300円」でバーキンを購入できるようなりました。

でも、100均ではじめてみた300円のバーキンは、葉の緑色が濃くて弱っている鉢でしたので、心の中でうちのバーキンちゃんの方が美しいやい！と強気になれたものでした。

バーキンは気難しいってほんとうだった！

バーキンを育てはじめてすごく思ったのは「気難しいってほんとうだったんだ」でした。

この情報を知ったのは私の大好きな熱帯植物栽培家 杉山さんのYoutubeなんですけど、すぐに葉っぱが緑色になって白い葉が生えなくなる！というお悩みがすごく多いらしいです。

しかも、とつぜん葉っぱを落としたり、茎が黄色くなったり、トラブル続出させる問題児！

でも、バーキンじしんはめちゃくちゃ強いです。葉が溶けてもなんのその、すぐに新しい芽を出してくれて、心配する気持ちもなくなりました。それもこれも、最初から大きいバーキンを買ったから、なのかもしれません。

葉がとれるたびにグングン上へ伸びていく姿、そこから気根をニョキニョキ出して生きようとふんばる姿。それは「フィロデンドロン・バーキン」と聞いたときに思いうかぶ、白くて美しい、せんさいな姿とはほどとおい、ワイルドな姿なのです。

今ではボ谷のなかで「ほっといても大丈夫な子」という感じになりました。
もちろん本当にほっといてはいないですよ！大事に大事に育てています🪴

ただ、買った人間からすると予想していた姿とまったく違った姿を見せるバーキンには、ある意味手を焼かされるかもしれません。そういう意味で、ボ谷では「気難しい子」でもあります。

ジェットコースターのようにあばれるお嬢さま、フィロデンドロン・バーキン！
毎日にほんの少しのサプライズ！よい植物です❤️🪴