唯一無二のゴツゴツ系シダ、リュウビンタイ!
「リュウビンタイ」をご存知でしょうか。葉っぱは平たく、一本の軸を中心に羽が一枚一枚、生えるように枝分かれをしています。その翼のような三角形の大きな姿が美しい葉っぱをしています。
この葉っぱだけでもシダとしては唯一無二で、植物園などでリュウビンタイの葉っぱを見かけると…
アッ!リュウビンタイや!
と喜んでしまいます。
でも、「リュウビンタイ」好きとしてはもう一歩進みたいところです。さらにこの葉っぱの軸の根本を探っていくと…
いたねぇ!大きくてゴツゴツの根茎ちゃん!
このゴツゴツの根っこは、どんどんワラビをはやして、茎が枯れるまで太く太く成長させたもののかたまりです。
茎の先の大きな葉っぱはやがて枯れ、しおれてなくなっていきます…
咲くやこの花館のリュウビンタイは葉っぱが大きくなりすぎるので、途中でカットしてありますね!大きい葉っぱは1mを超えるそうです。
そんな成長の連続した跡が、リュウビンタイの根っこをゴツゴツ大きくしていきます。
大きいリュウビンタイのワラビは一個が大きくて拳✊みたいでかっこいいですよ!
リュウビンタイの根っこが大きければ大きいほどロマンを感じるね!
いったい何年生きてきたんだろう…そう考えるとワクワクするよね!
うちのリュウビンタイは生まれたてで、めちゃくちゃかわいらしいよ!
買ったばかりのころは葉っぱも一枚で、亀のこうらのような背中には小さな雑草が生えていました。
木生シダってこういう共生する姿がかわいくて、そこもたまらないんだよねぇ…
うちのリュウビンタイは小さいけど、小さいなりの魅力があるよ!
小さいわらびが開いていくところのかわいらしさったら…
小さい葉っぱがけなげに大きく広がっていく姿ったら…
この小さなリュウビンタイも、年月を重ねれば…ご実家(The Farm Universal Osaka)にある巨大リュウビンタイのようになれるんです…!
あんまり立派だからボスって呼んでるよ!
直径60cmくらいありそうな大きさ!
もりもりと盛り上がったボコボコは、ひとつひとつが一匹の亀みたい。
水分が大好き!
シダの仲間なので水分がめちゃくちゃ大好きな子です。
自然の姿では水際のガケにしがみついて育っています。咲くやこの花館でも、滝の横で他の葉っぱにまぎれています。
おうちにお迎えしたら、適度な水やりのほかに毎日の葉水をしてあげると喜んでくれると思います。
お水がどれだけ欲しい子なのかわからなくて、水やりがきちんとできているか心配な場合は、葉っぱの様子を見てあげてください。
水が足りないと1日でびっくりするぐらいしなだれます。
あー!?枯れちゃった!?って思うくらい元気なくなるよ!
でもね、根っこにお水をたっぷりあげると、2時間くらいで茎がまたぴんぴんしてくるんだよね!めちゃくちゃわかりやすくてかわいいよ!
今のところ、ボ谷家では枯れそうにない植物リストに入っているくらいです!
越冬がどうなるか…それだけが心配ですが、5度以上あれば耐えてくれるそうなので、そこまで難しくないかと思っています…。越冬の様子はまたブログに掲載したいと思います!
ホームセンターのリュウビンタイ大放出!
リュウビンタイをお迎えしたい際には注意することがあります。
それは、ホームセンターでお迎えする場合、一個の大きなリュウビンタイをカットして販売しているときがあります。
特ちょうとしては、ボコボコの根っこのかたまりに比べ、葉っぱがとても大きいことです。バランスのわるいみためをしている子はちょっとご用心!
「挿木(さしき)」っていう方法だね!もうすでに大きくなった子を分割しているから、葉っぱだけ大きいんだね
その場合は、しっかり根付いていない場合があります。栄養や水分をじょうずに吸収できないため、しっかりケアしてあげる必要があります。挿木のリュウビンタイは初心者がチャレンジするには、ちょっとむずかしいかもしれません。
だからホームセンターで買うときは、葉っぱが小さめの子を選ぶか、新芽が出てきている子を選ぶ方がいいかもしれないね!
特にまだ小さなリュウビンタイはけなげに見えてたまらんので、かわいいもの好きの心をギュっとつかむと思います!大きなリュウビンタイは渋いみりょくを見せてくれます。葉っぱが大きくて翼のように美しく、根っこのカンロクで力強さを感じさせてくれます。
むかし美少年のイケオジみたいなかんじ
むずかしい例えいうねぇ
夏場はたまに大バーゲン!?のように売り出されていることがあるので、見かけたらチャレンジしてみてください!
すなおでかわいくて、永くそばにいてくれそうな、そんなパートナーにぴったりなリュウビンタイです!🪴✨
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