名前が長いね!「サラセニア・プルプレアssp.ベノーサ」
「サラセニア・プルプレアssp.ベノーサ」、この名前、長くて言いにくいですよね。
うちでは「サラセニア」はこの子しかいないので、簡単に「サラセニア」と呼んでます。
でも、名前が覚えにくいのは意味を知らないからかも!ということで
早速その名前の意味を調べてみました。
サラセニア (Sarracenia): 属名
プルプレア (purpurea): ラテン語で「紫色」
ssp. : 「亜種」の略
ベノーサ (venosa) : ラテン語で「静脈が多い」という意味
つまり、この名前は全部、この子の特徴を表していたということだ!
万事解決!「サラセニアんちの紫色の亜種、静脈が多い」ちゃん!ってことだ
小さくぷっくり!我が家の用心棒
コバエに悩む我が家の救世主「サラセニア・プルプレアssp.ベノーサ」
普通、サラセニアは天に向かってスラっと伸びる食虫植物で、優雅な姿が特徴です。
でもこの「プルプレアssp.ベノーサ」は、小さくてぷっくり育つタイプ。とっても可愛らしいんです!
名前にもある「赤紫の静脈」が、なんとも怪しげでセクシーな魅力を放っています。
最近、ボ谷家では冬に備えて植物用の育成ライトを導入しました。
このライトのおかげで、葉っぱがどんどん育ち、少し色あせていた赤紫の静脈も復活!
さらに、見たこともない真っ赤な新葉まで出てきて…これが本来の姿なんだね、と感動しています。
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時計のように成長していく姿
サラセニア・プルプレアは、バラの花びらのようにくるりと広がって成長する「ロゼット状」の植物です。
最初は3本しかなかった葉が、時計の針のように順番に新しい葉を出していく様子は、見ていてとてもロマンチックでした。枯れてしまった葉もあったけど、その成長の過程を見るのは感慨深いものです。
どうやって虫を捕まえるの?
サラセニアの「捕虫葉(ほちゅうよう)」は、名前の通り虫を捕まえる部分です。
この葉には「蜜腺(みつせん)」という甘い蜜を分泌する腺があり、虫を誘き寄せる役割を果たしています。
実際に甘いか、舐めたことはないよ!学術的にそう言われてるんだよ!
甘いかどうか食べた人がいるんだろうね…すごいや!
葉の内側には細かな毛が生えていて、これが虫を滑らせ、ツボに落とす仕組みです。
ツボの中には「溶解液」が入っており、虫を消化します。
この消化液は消化酵素とバクテリアが主に働いているそうで、
虫を入れる前は弱酸性(pH 5程度)、虫が入った後は中性(pH 7程度)に変化するとのこと。
人間の肌に近い弱酸性の液で虫を溶かしていると思うと…なんとも不思議な気持ちになりますね。
弱酸性ビ⚪︎レでゆっくりと虫を溶かしている感じ?
そういうこというの…や、やめなよ…
食虫植物の中でも丈夫で育てやすい
そして、今一番ボ谷家での話題といえば「冬越し」。
なんと、サラセニア・プルプレアssp.ベノーサは屋外での越冬も可能!寒さに強いんです。
こんなに熱帯っぽい見た目なのに、意外ですよね。
サラセニアは日光が大好きなので、室内で育てていた時には「赤紫色の静脈」が薄れてしまいましたが、育成ライトを使い始めると元気を取り戻しました。
どれだけ日光が大事か思い知らされたよ…
さすがに室内のあかりだけじゃやっていけないんだねぇ…
水やりは「腰水栽培」と呼ばれる方法で、受け皿に水を張って鉢を浸すことで給水します。
水やりの際は、鉢にしっかり水を入れて土を流し、清潔に保つのがポイント。
実は以前、モウセンゴケを受け皿に置いたまま水やりを続けて土を腐らせたことがありまして…二度と同じ過ちは犯さないと誓っています!皆さんも気をつけてくださいね。
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