君は、茎がペットボトルより太いフィロデンドロンを見たか!?
鶴見緑地にある「咲くやこの花館」に行ってまいりました!
今さら!?って感じですけど、はじめて行きました。
全部紹介すると大変なことになるので、特に私たちが大好きな「フィロデンドロン」「シダ」について書きました。
「熱帯花木室」の話ばっかりですが、行きと帰りと2度回るほど夢中になってしまいました…。
植物に興味を持ち始めたのが、アーモンドを育て始めた3月ごろですから、実はボ谷が植物植物!とさわぎはじめてから半年しか経っていないのです。逆に半年でたくさん楽しませていただいて、こうやってブログを書こうというほどの熱量を抱かせていただいて、観葉植物たちには本当に頭が上がりません。
もりもり育つ姿で毎日楽しませてくれてありがとう!
ということで、あんまり植物が増えてしまったので、そろそろ買うのやめよう。今の子たちに集中しようと決めたボ谷家は「咲くやこの花館」に植物たちの未来の姿を見に行ったのでした。
そこは巨大に育った植物たちがひしめきあい、ジャングルそのもの…どれもこれも、園芸店で見かけた子たちばかり!
もちろん手に入らないような激レアな子たちもいるのですが…どちらかというと目が追いかけるのは、身近な子たちの巨大に成長した姿!
ぼへー
ふわ〜っ
入り口の水の中にスックと立つ芋類の子の時点で夢中でしたが、中に入るともう、初っぱなから超巨大なガジュマルやみんなの大好きな巨大ビカクシダがずらずらずらーっと並んでおります。
「咲くやこの花館」の歴史は1990年の鶴見緑地で開催されたEXPO’90「国際花と緑の博覧会」のためにつくられたところからはじまります。ということは、けっこうな植物が「34年」経った姿を今みせてくれているということになります。(子株に入れ替わったりはしているでしょうけど!)
しかも、普段は小さな鉢植えの中でちょこんと生きている姿しか見ていないので、着生してのびのびと成長する、フィロデンドロンやシダ、ランを見ると心が燃え立ちます!
こ、これはブラタモリの沖縄回に出てきたガジュマルと同じくらい立派…
異界への門って感じだよね!これを大阪で見られるなんてすごい!
信じられないですが、この門をかたち作る幹は、最初はほそいほそい糸のような気根だったはずです。
でも、このガジュマルがランが着生している様子は「咲くやこの花館」でしか見られないかもしれないね!作品を超えて大好きなヒーローが集結してるみたいで感動するね!
そこから少し歩くと、小さな子がまるでトトロの世界のような大きな葉っぱをかさのように持っているではないですか!
キ、キジムナー!!キジムナーがいるよ!!
お、おちついて!人間の子だよ!それに…あの大きな葉っぱ…フィロデンドロンの葉っぱだよ!
写真では大きさが伝わりにくいかもしれませんが、大人が持ってもカサにできるくらい大きい葉っぱでした!
ふえぇ…気根だけでも指くらいの太さがある…しかもすごくたくさん垂れ下がって…
私たちの頭上よりはるかに高い場所から垂れ下がる気根は、私のおやゆびより太いものでした。
栄養や水分をもとめて時をかけて伸ばす気根…歴史であり生命力そのものです!
く、茎の太さだけでも1ℓのペットボトルよりふといね!
その太く大きな茎は、目の前にあり、よく観察することができます。
もう人が引っぱってむけないほど大きな葉柄の皮は、時とともに乾燥して、ばらばらと解けて繊維状になっています。
これほど大きなモンステラは見たことがあっても、フィロデンドロンがこうまでなるなんて…!
なんでフィロデンドロンがおそれられるのか、よくわかったよ!こんな太い茎が木にしがみついたらどうなるだろう…しめ殺すことがあるのもなっとくだよ…
フィロデンドロンの名前の由来はギリシャ語で「フィロン(philon) 」「愛する」という意味で、「デンドロン(dendron)」は 「樹木」という意味になります。つまりフィロデンドロンは「樹を愛する」という意味になるのですが、それは樹を抱きしめるようにぐるぐると着生していく姿にあるのです。
いま、畏怖(いふ)をかんじているよ…
怖いだけじゃなくて、この生命力を尊敬しているんだ…
あまりにも遠くて、身近な世界
圧巻だったのはこの滝の周辺だね!ここにうつってる植物のほとんどが、お店で買える子たちだという事実…
アロカシアなんか、大人でもお面にできそうなほどの大きさ!
そう、滝のところに説明の写真が貼ってあるのですが、ここにある植物のほとんどがそのへんのホームセンターや園芸店、なんなら100均でも買える子たちなのです…。あまりにも身近なんです。
でも、この今目の前にしている姿は何十年も経った姿、私たちが生きて見ることができるかうたがわしいほど…あんまりに遠い未来の姿なのです。
はわわ…ステキなぜんまい…道にせりだしたリュウビンタイの葉っぱも大きくてツヤツヤしていてうつくしい…
我が家のリュウビンタイは直径5cmくらい小さな子で、葉っぱもぜんまいも小さくてけなげな子なのです…。
それが今見ているのは、拳くらいありそうな大きなゼンマイ。
見てよ!ヒカゲヘゴだよ!
私たちが永遠にあこがれつづけるけど、もう手にすることはないだろうと決めたヒカゲヘゴ。
頭上高くそれは2階にも届くほど大きく大きく育っていました。これからもまだまだ天井を突き破らんとするほど大きく育つことでしょう。
たまに、ヒカゲヘゴをみにいこうね
そうだねぇ…
なんせ…大人一人500円で見に来れるのですから…
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