シダの魅力は、育てるのみにあらず
シダ!シダ!シダを語るよ!
まぁ、落ち着いて
まん丸はシダが大好きで、植物を集めはじめたころはホムセンなどでシダ探しをしていましたね。
正直、私はアスプレニウム買った時点ではその魅力がいまいちよくわからなかったのです。だけど、育て始めるとみるみる、大きくひらひら広がったカタイ葉っぱの魅力や、くるくる巻いてかわいい新芽…置いてあるだけでなんとなく涼しい気がする見た目に魅了されていきました。
シダを育てはじめる前に、たまたま機会があって
「こごみ」を食べたことがあったんだ!
あれは春の過ごしやすい時期で、キレイな川のそばに無人の野菜販売所を見かけました。
友人たちと旅行中で、たまたまそこにいたご主人と話をしているうちに、初めて見かけた山菜「こごみ」に興味を持ちました。友人たちと盛り上がっていると、おじさんは笑顔で川原におりていき、ガッサガッサと追加でこごみを刈りとってくれたのです。
昔は単なる「こごみ」の思い出だったけど、シダを育てたり、シダについて調べるうちに、あの思い出は「シダと人の暮らし」の魅力を知る大切な思い出に変わったよ!
他にもシダは、まるでプラスチックのようにカタイ茎を使ってカゴやホウキを作るのに使われていたそうです…
天ぷらにして食べると、グルグルぎゅっとまとまった部分のやわらかーい葉っぱが…じゃがいもみたいにホクホクしておいしかったんだ!
塩だけで食べれるよね!
たくさんあったから、叔母にのこりを持ってったら、イキイキと天ぷらにしてくれたのが印象的だったなぁ。私たち(30〜40代)は馴染みがなかったんだけど、昔の人は当たり前に「こごみ」を食べてたんだなぁって…
シダは毒があるものはあまりないようで、いろんなシダの若芽を食べまくって調査してる人、なんかもいるみたいですね!
園芸種だけじゃないよ!自然の姿を見に行こう!
そんな、よーく見ると私たちのまわりにもたくさん生えているシダです。春になると山菜とりに行かれる方もいらっしゃいますよね!
シダは育てて(園芸)で楽しむこともあるけど、山や谷を歩いて自然の様子を楽しみたい植物なんだ!群生する様子はもう…美しすぎて見とれちゃうからね!
しかも個性が強いから、え?これもシダ?あれもシダ?ってなるよね!
シダ初心者がいちばんおどろくのが「マメヅタ」だよね!
自然の中で見る群生したシダの美しさは、何ものにも代えがたいです。
シダを育てていても絶対に見れないのが群生する様子。
我が子が自然に生きていたら…こうなっていたのか…という驚きの体験ができます。これはたくさんシダの種類が自生する日本に住んでいるからこそ経験できることですね!
シダマニアだからこそ知ってほしいこと
シダが好きになったら、絶対に知っておいてほしいことがあります。園芸店で気軽に買えちゃう子でも、自然の中では絶滅危惧種になっていることがあるということです。
我が家にいる「カツモウイノデ」が、日本では野生でほとんど見られないと知ったときの罪悪感…
ホムセンで巨大な「リュウビンタイ」が小刻みにされて売られ…売り切れぬまま枯れていく姿…
シダはその美しい姿や、ワラビのかわいらしい成長過程にワクワクするだけじゃなく、自然についての思いを馳せさせてくれる良い植物だと思います。
だから自然の中でシダをつむときはちょっと考えてみてね!
園芸店でその姿を間近で見れることに感謝をしたいね!
今回紹介したシダの自然の写真を撮ったのは、奈良で「シダまみれになるハイク」を開催してくれている
「しだのすみか」さんのご案内でした!
興味がございましたら、フォームからお問い合わせしてみてください!
日本人とシダのおつきあい…その一つに「つりしのぶ」があります。
宝塚のつりしのぶ園に行ってつりしのぶを購入したレポは下のリンクからどうぞ!
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